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タイトル、ヤクザ式必勝コミュニケーション術その3「相手より優位に立ちたければ、頼みごとをせよ!」

経営情報マガジン「社長25h」 更新:2008.12.15(月)

監修 向谷匡史氏

中小企業は交渉のシーンだけでなく、何かと弱いポジションに立たされる場合が多い。
だからこそ、弱い立場を逆転できるようなノウハウがあれば...!と考える経営トップも多いことだろう。ヤクザ式必勝コミュニケーション術で、弱い立場を逆転しよう! 。
(この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2008年12月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)

頼まれ上手は同時に幕引き上手でもある。

ヤクザは、債権取立からトラブル解決まで頼まれることでシノギをする。だからこそ、ヤクザは依頼に関わる人間関係の微妙な力関係も熟知しているわけである。


依頼というのは、実は引き受けた瞬間から引き受けた人間のほうが立場が弱くなるのである。

たとえば、取り立ての依頼を引き受けたとする。ところが相手がしたたかで思うように進まない。依頼した人間はまだかと催促する。さらに日数がたつと依頼した人間の口調は強くなり、「どうなっているんですか! 任せろと言ったじゃないですか」となる。そこでついに「申し訳ない。2、3日中になんとかするから」と頼まれた方が謝るハメになる。


このことを知っているヤクザは、頼まれごとは早めにケリをつけるか、長引きそうだったらさっさと幕を引くわけだ。


しかし、逆を言えば頼みごとをすれば、相手より優位な立場に立てることになる。中小経営者にとって大手企業との関係は、向こうが絶対優位の立場にあるが、頼みごとをすることによって、関係をひっくり返すことも可能になる。ただし、頼みごとを催促するときには、居丈高にならないこと。調子に乗っていると、相手にケツをまくられることにもなるからだ。


「すみませんねえ、無理なことをお願いして」と頭を下げつつ、真綿で首を絞めるように徐々に相手を追い込んでいけば、次第に立場は逆転していくということである。

「相手より優位に立ちたければ、頼みごとをせよ!」
ビジネスにおける力関係においても十分に通用する教訓である。


(※「ヤクザ式必勝コミュニケーション術番外編」もお楽しみに!)

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プロフィール

監修 向谷匡史氏

監修 向谷匡史氏

1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学卒業後、週刊誌記者を経て作家に。長年の取材活動で培った「人を見る目」を存分に発揮し、人間心理の機微を捉えた鋭い洞察は、他の追随を許さない。著書にベストセラーとなった『図解 ヤクザの必勝心理術』(イースト・プレス)のほか『ヤクザの実戦心理術』『ホストの実戦心理術』『政治家の実戦心理術』『ヤクザの実戦心理術金融地獄変』(以上KKベストセラーズ)などがある。
向谷匡史氏HP『道は目前にあり』

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