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ヤクザ式必勝コミュニケーション術番外編「ハガキ1枚で社員をその気にさせるべし!」

経営情報マガジン「社長25h」 更新:2008.12.20(土)

監修 向谷匡史氏

中小企業は交渉のシーンだけでなく、何かと弱いポジションに立たされる場合が多い。
だからこそ、弱い立場を逆転できるようなノウハウがあれば...!と考える経営トップも多いことだろう。ヤクザ式必勝コミュニケーション術で、弱い立場を逆転しよう! 。
(この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2008年12月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)

社員に対する私信に経営者はもっと神経を遣うべきだ。利用の方法によっては、たったハガキ1枚が万言をもしのぐ効果を発揮することがある。

大手広告代理店のF部長は、部下によくハガキを出す。それもたいていは3行で、「今度のCM評判よしさすが貴君さらなる活躍を期待」とモンブランのブルーブラックのインキで大きく殴り書きしてある。これが部下に評判で、ハガキをもらった人は部長のファンになるという。


なぜファンになるのか? その理由は大きく3つある。

第1に、褒められた文章に限って、文章化すれば、繰り返し読める。繰り返し読むことで嬉しさが込み上げる。だから褒める場合にのみハガキを部下に出す。

第2に、3行なのは、短い方が余韻が強いから。もらったほうは行間を推測するため余韻が強くなる。

第3に3行であれば、取り急ぎ書いたというイメージがあり本音感が出る。長い文章だと推敲されたと連想され、割引いて読まれてしまうからだという。

3行のハガキを書くだけなら1分もあれば十分だ。わずか1分で社員の心がつかめるのだから利用しない手はないだろう。しかし、多くの人は面倒くさがって書くのを嫌がる。だからこそ、もらったほうは大感激になるのだ。取り急ぎ、乱雑に、短く、そして細心にハガキを書く。これがハガキで社員を燃えさせる要諦なのである。

「ハガキ1枚で社員をその気にさせるべし!」
経営者の細やかな心遣いによって社員はその気になるのだ。


(※「ヤクザ式必勝コミュニケーション術」は今回で終了です。 ご拝読ありがとうございました)

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プロフィール

監修 向谷匡史氏

監修 向谷匡史氏

1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学卒業後、週刊誌記者を経て作家に。長年の取材活動で培った「人を見る目」を存分に発揮し、人間心理の機微を捉えた鋭い洞察は、他の追随を許さない。著書にベストセラーとなった『図解 ヤクザの必勝心理術』(イースト・プレス)のほか『ヤクザの実戦心理術』『ホストの実戦心理術』『政治家の実戦心理術』『ヤクザの実戦心理術金融地獄変』(以上KKベストセラーズ)などがある。
向谷匡史氏HP『道は目前にあり』

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