中小企業は交渉のシーンだけでなく、何かと弱いポジションに立たされる場合が多い。
だからこそ、弱い立場を逆転できるようなノウハウがあれば...!と考える経営トップも多いことだろう。ヤクザ式必勝コミュニケーション術で、弱い立場を逆転しよう!
。
(この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2008年12月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)
経営情報マガジン「社長25h」 更新:2008.12.12(金)
中小企業は交渉のシーンだけでなく、何かと弱いポジションに立たされる場合が多い。
だからこそ、弱い立場を逆転できるようなノウハウがあれば...!と考える経営トップも多いことだろう。ヤクザ式必勝コミュニケーション術で、弱い立場を逆転しよう!
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(この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2008年12月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)
「何かを得たければ、まず与えよ」という言葉がある。ヤクザはそれを精神論でなく、経験則として実践している。
たとえば、ヤクザと知り合って一緒に飲みに行ったとする。
勘定はヤクザが持つ。
「いいってことよ」
「じゃ、割り勘に......」
「なに言ってんだよ」と、取り合わないで奢ってしまう。
これが二度、三度続けば、相手に義理を背負わせることになる。これが「損して得取れ」だ。
ただし、この際、気をつけなければならないのは、飲み屋で奢る場合は、居酒屋や焼き鳥屋など安い店でなければダメだ。なぜならば、あまり高い店で奢ると、相手は負い目を感じるどころか、この人はお金持ちだから奢って当然という気持ちになるからだ。自分の手の届かないところには、人間は負い目を感じることはない。
ところが、居酒屋や焼き鳥屋だと自分でも払える料金なので「ここは、奢ってもらったから、今度は奢り返さなきゃ」という気持ちになる。これが負い目を感じさせるということなのである。
経営でも同じことだ。値引きすることでヤクザ流に相手に義理を背負わせたいのなら値引き額を小さくして、「これが私の権限でできる値引きの限界です」と値引きの交渉をする。こうすると相手は誠意を感じて「この人に無理をさせた」という負い目を感じる可能性が高くなるのだ。ところが値引き金額が大きい場合、まだまだ値引きができたかもと疑いを持たせてしまい逆効果だ。
「奢って義理を背負わせたいなら居酒屋にすべし!」
ヤクザの培ってきたこの経験則に学ぶことは多い。
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監修 向谷匡史氏
1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学卒業後、週刊誌記者を経て作家に。長年の取材活動で培った「人を見る目」を存分に発揮し、人間心理の機微を捉えた鋭い洞察は、他の追随を許さない。著書にベストセラーとなった『図解 ヤクザの必勝心理術』(イースト・プレス)のほか『ヤクザの実戦心理術』『ホストの実戦心理術』『政治家の実戦心理術』『ヤクザの実戦心理術金融地獄変』(以上KKベストセラーズ)などがある。
向谷匡史氏HP『道は目前にあり』


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