中小企業は交渉のシーンだけでなく、何かと弱いポジションに立たされる場合が多い。
だからこそ、弱い立場を逆転できるようなノウハウがあれば...!と考える経営トップも多いことだろう。ヤクザ式必勝コミュニケーション術で、弱い立場を逆転しよう!
。
(この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2008年12月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)
経営情報マガジン「社長25h」 更新:2008.12.09(火)
中小企業は交渉のシーンだけでなく、何かと弱いポジションに立たされる場合が多い。
だからこそ、弱い立場を逆転できるようなノウハウがあれば...!と考える経営トップも多いことだろう。ヤクザ式必勝コミュニケーション術で、弱い立場を逆転しよう!
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(この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2008年12月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)
カタギの社会では依頼する側が常に下手に出ると相場が決まっている。
「あのう、30万円ほど貸して欲しいんですが」
「ダメダメ、お金がないから」
「そうですか......」
これがカタギのやり取りだ。しかし、ヤクザは違う。
「カネ、貸してくれないか?」
「えっ! 私も手元にお金がなくて......。すみません」
「てめぇ! 金額も聞かねぇで断るのか。どういう了見だ!」とガーンと一発カマす。
「い、いくらですか?」
「100万」
「100万なんて無理ですよ」
「じゃあいくらならいいんだ」と、すかさず金額交渉に持ち込んでしまう。相手は「貸せない」とは言えなくなり、
「30万円でしたら......」
「よし30万円でいいだろう」と立場が逆転する。
ポイントは、「100万円なんて無理」という"断り文句"にある。ヤクザが断りの理由に噛みつくのは、ヤクザが最も得意とするところなのだ。だから相手が「断る理由」を口にしたらしめたものだ。ヤクザ式でその理由を潰し、逃げ道を断って、徐々に条件交渉に持ち込んでしまえば、立場を逆転して交渉することが可能だ。 では、断る理由を逆手に取られないようにするためにはどうすべきか? 理由を言わずに「イヤです」の一点張りが鉄則である。前述した例であれば、「お貸しする余裕がないので金額はあえてお聞きしなかったんです」というのが正解だろう。
まさに、相手の断りの理由は条件交渉をする絶好のチャンスなのである。
(※「ヤクザ式必勝コミュニケーション術その2」もお楽しみに!)
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監修 向谷匡史氏
1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学卒業後、週刊誌記者を経て作家に。長年の取材活動で培った「人を見る目」を存分に発揮し、人間心理の機微を捉えた鋭い洞察は、他の追随を許さない。著書にベストセラーとなった『図解 ヤクザの必勝心理術』(イースト・プレス)のほか『ヤクザの実戦心理術』『ホストの実戦心理術』『政治家の実戦心理術』『ヤクザの実戦心理術金融地獄変』(以上KKベストセラーズ)などがある。
向谷匡史氏HP『道は目前にあり』


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