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アテイン株式会社 代表取締役社長 本多成人氏が語る黒字経営のポイント その2

経営情報マガジン「社長25h」 更新:2009.01.30(金)

アテイン株式会社 代表取締役社長本多成人氏

CD・DVD制作サービス、映像制作サービスを中心に業務を展開する、アテイン株式会社。1992年に創業して以来、2期目以降、ずっと黒字を計上し続けてきた。近年では、企業研修のDVD映像コンテンツ「e-ラーニング」や携帯端末で閲覧できる動画マニュアルなどを開発し、業務を多岐に広げている。黒字経営の秘訣は「外部環境に対する環境適応」だと語る同社代表取締役社長、本多成人氏に、黒字経営のポイントと中小企業の生き残り策について聞いた。(この記事は、アテイン株式会社 代表取締役社長 本多成人氏が語る黒字経営のポイント その1の続きです)

黒字経営のポイントその2「社員を2人雇うんだったら広告を出す。社員は切れない。広告は止めればいい」

─「マラソン」という大ヒット商品が出たことで、資本金を1億円に増額しましたね。

そうです。「マラソン」はその後、2作、3作とシリーズで制作され、マラソンシリーズの販売権を購入するために1億円に増資しました。会社の対外的信用度も確実に上がりましたし、事業資金にも余裕ができました。

─外部環境に応じて内部環境を変える秘訣とはなんですか?

固定費を変動費化するということですね。たとえば、当社は社員2人を雇うんだったら、広告宣伝費をその社員の給料分かけます。理由は2つあります。

ひとつは、当社の製品はエンドユーザー向けなので、営業マンを雇って小売店に営業をかけてもあまり効果がないということです。15万部、20万部を出版している雑誌に露出するほうが効率がいいわけです。そのかわり広告宣伝費はふんだんに使います。以前5億円の売上を上げた時に広告費用に1億円を投じたこともあります。

もうひとつの理由は、売上が下がったときに広告宣伝費は止めればいいけれど、社員はすぐクビにはできない。環境の変化に柔軟に対応するには、営業マンの人件費と広告宣伝費のバランスをうまく取る必要があります。

(資本を効率的に投入する判断をする力を養うために本多成人氏が努力していることとは?
br>アテイン株式会社 代表取締役社長本多成人氏が語る 黒字経営のポイントその3へ続く)

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プロフィール

アテイン株式会社 代表取締役社長本多成人氏

アテイン株式会社 代表取締役社長
本多成人(ほんだ しげと)氏

福島県二本松市出身。1979年に産業能率大学短期大学情報処理学部を卒業後、当時、パソコン卸で有名だった、東証二部上場企業のカテナに入社。営業部部長などを歴任し、92年3月に同社を退社。同年4月に、マウスパッドの輸出入販売を中心に行うアテイン株式会社を設立。現在は、創業時からの事業であるCD・DVD制作サービスに加え映像制作サービス、アウトソーシング受託サービスなども手掛けている。

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