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アテイン株式会社 代表取締役社長 本多成人氏が語る黒字経営のポイント その3

経営情報マガジン「社長25h」 更新:2009.02.02(月)

アテイン株式会社 代表取締役社長本多成人氏

CD・DVD制作サービス、映像制作サービスを中心に業務を展開する、アテイン株式会社。1992年に創業して以来、2期目以降、ずっと黒字を計上し続けてきた。近年では、企業研修のDVD映像コンテンツ「e-ラーニング」や携帯端末で閲覧できる動画マニュアルなどを開発し、業務を多岐に広げている。黒字経営の秘訣は「外部環境に対する環境適応」だと語る同社代表取締役社長、本多成人氏に、黒字経営のポイントと中小企業の生き残り策について聞いた。(この記事は、アテイン株式会社 代表取締役社長 本多成人氏が語る黒字経営のポイント その2の続きです)

黒字経営のポイント その3 ビジネスはすべて価格差と効率性「安く仕入れて高く売る」組織をつくれ

─自分の会社が置かれている立場を数字で捉え、資本を効率的に投入するということが大事ということでしたが、社長の判断力を養うために、他に努力すべきことはありますか?

情報収集を欠かしてはいけないということですね。
CD-ROM制作請負事業に当社が進出したときも、新聞や雑誌などで得た情報がなければ、進出のしようがなかった。現在はドッグイヤーと呼ばれて、1年後どう変わるかわからないから新聞や雑誌の情報でも遅いことがありますが、少なくとも経営者は3年後どうなるかという展望を持つことが必要だと思います。  あとは成功に溺れないこと。成功に溺れると判断力が衰えて必ず失敗する。成功は失敗のモトなんです。

─経営効率を高めるためには、業務の制度化、組織化は必要であるとお考えですか?

環境変化に対応するには、トップダウン型の制度化、組織化に固執すると逆に非効率になると私は思っています。

私の考える組織の効率化というのは「安く仕入れて高く売る」ことができる組織です。ビジネスが成功するかどうかは、仕入値と売値の価格差がポイントになります。ところが、人を無計画に雇ったり、無駄なところにお金をかけたりしていると、仕入値と売値の価格差がどんどん縮まってしまう。これでは当然、利益は生み出せません。

─では、どういう組織がよいとお考えですか?

J・Fケネディの大統領就任演説のときの言葉ではありませんが、「会社が自分のために何をやってくれるかを期待するのではなく、自分が会社のために何ができるのか」を考えられる従業員のいる組織をつくる必要があります

(理想の組織を作るために本多成人氏が工夫していることとは?黒字経営のポイントその4へ続く)

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プロフィール

アテイン株式会社 代表取締役社長本多成人氏

アテイン株式会社 代表取締役社長
本多成人(ほんだ しげと)氏

福島県二本松市出身。1979年に産業能率大学短期大学情報処理学部を卒業後、当時、パソコン卸で有名だった、東証二部上場企業のカテナに入社。営業部部長などを歴任し、92年3月に同社を退社。同年4月に、マウスパッドの輸出入販売を中心に行うアテイン株式会社を設立。現在は、創業時からの事業であるCD・DVD制作サービスに加え映像制作サービス、アウトソーシング受託サービスなども手掛けている。

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