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株式会社モバイルファクトリー 代表取締役 宮嶌裕二氏が語る黒字経営のポイント その3

経営情報マガジン「社長25h」 更新:2009.02.10(火)

株式会社モバイルファクトリー 代表取締役 宮嶌裕二氏

携帯電話の着うた・着メロの公式サイト運営をはじめ、モバイルプロモーションサービスなど、多角的なメディア展開で注目を集めている株式会社モバイルファクトリー。2001年に携帯電話の着メロA SPサービスから事業をスタートさせ、現在は多数の公式サイトを運営し、幅広い事業者にOEM提供を行っている宮嶌裕二社長に、黒字経営のポイントについて伺った。(この記事は、「株式会社モバイルファクトリー 代表取締役 宮嶌裕二氏が語る黒字経営のポイント その2」の続きです)

黒字経営のポイントその3「採用は営業活動と同じ。 入社していただけるかという姿勢で、 採用には自分の時間の5割以上を割く 」

―社内の権限委譲はどういう形で進めて来たんですか?

創業2年目で黒字になったときに営業職を雇って現場から離れました。身体に汗をかくのではなく、頭に汗をかこうと決断したのです。売上は当然下がりましたが、このときから公式サイトのO E Mに注力し、3年目で事業を軌道に乗せています。現場に立たなければ、立たないほど事業が急速に拡大することを感じました。。

―他人に任せるのは、勇気がいります。

もちろん。だからこそ、自分がいなくても儲かる仕組みをつくってから権限委譲をしたんです。創業してすぐに着メロをダウンロードするシステムをレンタルするASP事業を行っています。企業の集客ツールとして活用できるこのシステムは、一度契約してくれたお客様から継続した受注を得られるので、営業を雇えば、私が現場から離れても大丈夫だなと思ったのです。
創業以来、商品開発については、自分たちが持っている資産の中で常に勝算のある、余力のある分野で投資をして、さらにストック型の収入があることをメインでやっていこうという意識で行なっています。
残念ながら、この部分はまだ社員には任せられませんね。

―採用で意識していることは?

人は資産だと思っています。 採用に関しては、常に当社に入社していただけるかどうかという姿勢で行っています。 採用したいのは、起業志向があったり、成功や成長に対して高いモチベーションがあり、常に貪欲な姿勢がある優秀な人材です。そういう意味では採用も営業です。 これはサイバーエージェント時代に学んだことなのですが、藤田晋社長は毎日のスケジュールの4~5割を採用に当てていましたね。採用がファーストプライオリティなんです。 私は藤田社長ほどではないですが1月から3月ぐらいまでは新卒採用に5割の時間を割くこともありますね。

(「人は資産」そう語る宮嶌裕二氏が創業8年目にして迎えた危機とは?
株式会社モバイルファクトリー 代表取締役 宮嶌裕二氏が語る黒字経営のポイントその4へ続く)

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プロフィール

株式会社モバイルファクトリー 代表取締役 宮嶌裕二氏

株式会社モバイルファクトリー 代表取締役
宮嶌裕二(みやじま ゆうじ)氏

1971年生まれ。中央大学法学部卒業後、株式会社ソフトバンクに入社。パソコン関連製品の卸売営業に従事。5年の勤務を経て、株式会社サイバーエージェントに転職。退職後の2001年10月、携帯電話の着信メロディサイトを開発、運営する有限会社モバイルファクトリーを設立。2003年4月に株式会社に組織変更。多数の公式サイト運営をはじめ、モバイルメディア事業など、モバイルに特化したサービス展開を行っている。

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