ギネスブックにも認定されている「フリーペーパー発行部数世界一」の記録を誇る「ぱど」。1987年の創業から約20年。倉橋泰代表取締役社長は「いつも土壇場、常に修羅場、まさに正念場」とこれまでを振り返る。土壇場、修羅場、正念場になる基準は何か。もちろん「利益が出ているか=黒字化」にほかならない。「ぱど」の発刊から上場して現在に至るまでに得た経営上の気づきについて、倉橋氏に話を聞いた。 (この記事は、株式会社ぱど代表取締役社長倉橋 泰氏が考える黒字経営5つのポイント その2の続きです。)
経営情報マガジン「社長25h」 更新:2009.02.25(水)
ギネスブックにも認定されている「フリーペーパー発行部数世界一」の記録を誇る「ぱど」。1987年の創業から約20年。倉橋泰代表取締役社長は「いつも土壇場、常に修羅場、まさに正念場」とこれまでを振り返る。土壇場、修羅場、正念場になる基準は何か。もちろん「利益が出ているか=黒字化」にほかならない。「ぱど」の発刊から上場して現在に至るまでに得た経営上の気づきについて、倉橋氏に話を聞いた。 (この記事は、株式会社ぱど代表取締役社長倉橋 泰氏が考える黒字経営5つのポイント その2の続きです。)
いえいえ、そう簡単にはいきませんよ。フリーペーパーという事業は多額の先行投資が必要なんです。われわれはエリアを区切って発行しています。新しいエリアで出すときの最初のうちは、利益がほとんど出ません。まさに空席状態で飛行機を飛ばしているようなものですね。
そうですね。「ぱど」は単なるタウン誌ではなく、全国でチラシを配布できるインフラと位置づけております。そのためにエリア拡大は必須条件なのです。
株主の方々に「当面配当しません」と頭を下げました。利益が出たらエリア拡大に注ぎ込むことにしたのです。 当社の株主は印刷会社さんや「ぱど」の地方FC本部です。新しいエリアに進出すれば、印刷会社は刷り部数が増え、FC本部も全国規模で展開する企業からの広告出稿が見込めます。配当よりもずっとハイリターンですよね。株主さんもOKを出してくれましたよ。
(仕事を部下に譲った倉橋 泰氏が陥った次のジレンマとは?株式会社ぱど 代表取締役社長倉橋 泰氏が考える黒字経営5つのポイント その4へ続く)
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株式会社ぱど
代表取締役社長
倉橋 泰氏(くらはし ひろし)
1977年、(株)荏原製作所に入社。85年、荏原製作所内に社内ベンチャーとして「ぱど準備室」を開設。1987年8月に(株)ぱどを設立、同年10月に情報誌「ぱど」創刊。92年6月にMBOにより代表取締役社長に就任。2001年には発行部数1000万部を達成し、フリーペーパー業界で発行部数世界一となりギネスブックに登録。01年ナスダック・ジャパン(現 ヘラクレス)へ上場。


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