ギネスブックにも認定されている「フリーペーパー発行部数世界一」の記録を誇る「ぱど」。1987年の創業から約20年。倉橋泰代表取締役社長は「いつも土壇場、常に修羅場、まさに正念場」とこれまでを振り返る。土壇場、修羅場、正念場になる基準は何か。もちろん「利益が出ているか=黒字化」にほかならない。「ぱど」の発刊から上場して現在に至るまでに得た経営上の気づきについて、倉橋氏に話を聞いた。 (この記事は、株式会社ぱど代表取締役社長倉橋 泰氏が考える黒字経営5つのポイント その3の続きです。)
経営情報マガジン「社長25h」 更新:2009.02.26(木)
ギネスブックにも認定されている「フリーペーパー発行部数世界一」の記録を誇る「ぱど」。1987年の創業から約20年。倉橋泰代表取締役社長は「いつも土壇場、常に修羅場、まさに正念場」とこれまでを振り返る。土壇場、修羅場、正念場になる基準は何か。もちろん「利益が出ているか=黒字化」にほかならない。「ぱど」の発刊から上場して現在に至るまでに得た経営上の気づきについて、倉橋氏に話を聞いた。 (この記事は、株式会社ぱど代表取締役社長倉橋 泰氏が考える黒字経営5つのポイント その3の続きです。)
赤字が出たら逆に縮小です。上場して3年目が赤字になり「熱く厚く黒く塗れ」というスローガンでV字回復を図りました。 断腸の思いだったのですが、名古屋と千葉にあった営業所を閉めて、営業マンを各営業所に異動させ、1営業所当たりの人数を増やしたのですよ。 そして、広告が減って薄くなってしまった誌面に、あの手この手を使って広告を出してもらい、雑誌を厚くしました。この戦略で見事にV字回復を果たし、ある証券会社から推奨銘柄にも選ばれましたよ。
まさにそうです。フリーペーパーは一人でも多くの人の目にとまってこそ意味があります。利益が出たときは一気に攻めに出て、赤字になったときは、縮小しつつも誌面の体裁とクオリティーを落とさないように策を練る必要があるでしょう。
まさにそうです。フリーペーパーは一人でも多くの人の目にとまってこそ意味があります。利益が出たときは一気に攻めに出て、赤字になったときは、縮小しつつも誌面の体裁とクオリティーを落とさないように策を練る必要があるでしょう。
経営には「算数」と「国語」が大事ということです。算数というのは、もちろん経営数字。数字に強くなり、利益率を念頭に入れておかないと経営はできません。 そして、国語というのは、社員の心に響く言葉を発することです。これができないと、社員は自主的に動きません。言葉の力は大きいです。経営者はどんな言葉を発するべきか、常に考える必要があるでしょう。
(倉橋 泰氏が黒字経営を目指す中小企業経営者に送ったメッセージとは?株式会社ぱど 代表取締役社長倉橋 泰氏が考える黒字経営5つのポイント その5へ続く)
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株式会社ぱど
代表取締役社長
倉橋 泰氏(くらはし ひろし)
1977年、(株)荏原製作所に入社。85年、荏原製作所内に社内ベンチャーとして「ぱど準備室」を開設。1987年8月に(株)ぱどを設立、同年10月に情報誌「ぱど」創刊。92年6月にMBOにより代表取締役社長に就任。2001年には発行部数1000万部を達成し、フリーペーパー業界で発行部数世界一となりギネスブックに登録。01年ナスダック・ジャパン(現 ヘラクレス)へ上場。


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