厨房機器のリサイクル販売を起点に事業拡大を重ね、1997年の創業からわずか5年でジャスダック上場を果たし、現在では年商118億円のグループを束ねる森下篤史氏。飾らない口調で放談する森下氏の、エネルギッシュな言葉の端々からこぼれた経営の秘訣の数々をどうぞ! (この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2009年3月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)
経営情報マガジン「社長25h」 更新:2009.03.02(月)
厨房機器のリサイクル販売を起点に事業拡大を重ね、1997年の創業からわずか5年でジャスダック上場を果たし、現在では年商118億円のグループを束ねる森下篤史氏。飾らない口調で放談する森下氏の、エネルギッシュな言葉の端々からこぼれた経営の秘訣の数々をどうぞ! (この記事は、「25時間戦う!!社長の"黒字経営"マガジン『社長25h』2009年3月号に掲載された記事の一部をBSL会員向けに再掲載したものです。)
昨年(2008年)の5月1日だったかな。
社長は外れているけれどもグループ会社の全部を統括しているという立場で、各会社の行く末のための仕事を毎日やっています。各会社の方向性を決め、打つ手を決める。中には打ち手を決めても動かない会社や事業部があるから、手を打つところまで面倒をみなきゃいけないところもあるね。
そう。動かない会社があるのが現状なので、それをどう動かすか、そこにどういう手を打つかを考えている。その時に、自分の24時間が、会社全体を良くしていくという課題に対して、効果的な24時間であるかどうかは気にしているけどね。
そこが難しいところだけど、例えば、子会社で10人の会社があって、その会社が非常にだらしないとするでしょ。その会社で社長がいっくら教育しても、そもそもその社長がだらしない会社を作っているわけで、うまくいくわけがない。毎朝の朝礼に全員が集まらないっていったときには、俺が毎日「コノヤロー!!」とか言いながら朝礼に出る。癖がつくまで出続けなきゃいかんわけ。それが経営者の仕事だよ。
「何で10人ばかりの会社にそんなに力を入れる? 他にやることあるじゃないか?」って言うけど、そこまでやることが、効率悪いようだけど逆に効率がいいというか。便所掃除ができない会社なら「はぁ、俺もこんな事までやらなくちゃいかんのか」と思いながら自分がやるだけのこと。
それを取っ払っちゃいけないのが経営者。自分の会社の規模とか業界での位置づけとか歴史とか、いろいろ前提を背負った上で、経営者としてやらなきゃいかんことが決まってくるわけで。
つまりね、結婚に例えると女房とどうやって幸せな家庭を築くかってことなんですよ。夫婦はこうあるべきだとか、そんな分析は関係なくて、うちの女房がどういう人なのかでしかない。奥さんが乱雑な人だったとしたら、別れない限り乱雑でもいっかと考えないとしょうがない。ほんとね、経営って結婚と同じ。相手に要求してもダメで、いまの状態を見極めた上で自分が何をするかが大事だね。
(森下 篤史氏が社員に求めているものとは?株式会社 テンポスバスターズ会長 森下篤史氏が考える黒字経営5つのポイント その2へ続く)
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株式会社
テンポスバスターズ会長
森下篤史氏(もりした あつし)
1947年静岡県生まれ。静岡大学卒業後、東芝テック㈱入社。在籍中、3年連続で全国トップセールスマンとなる。83年食器洗浄機製造会社の㈱キョウドウを設立。97年、中古厨房機器のリサイクルを事業化した㈱テンポスバスターズ設立。2002年ジャスダック上場を果たす。08年、同社の代表取締役を辞し、グループ長に就任。現在は、テンポスバスターズと子会社5社と持分法適用会社2社を率いる。


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